青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ないの国家権力のネタバレレビュー・内容・結末

「別の人格に入れ替わる」など、思春期の悩みによる不安定な精神が超常的な現象を引き起こす"思春期症候群"に悩まされる美少女たちを青春ブタ野郎こと咲太が解決してゆく『青春ブタ野郎シリーズ』8巻にあたる同名原作の劇場版アニメーション作品。

かつて思春期症候群により別の人格"かえで"として生きてきた咲太の妹"楓"。未だ不登校だが、とある理由により、兄と同じ峰ヶ原高校への受験を希望するが……。という話。

思春期症候群によるトラブルを乗り越え精神的に成長していく『青ブタシリーズ』だけと、本作はそういう要素がない、『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』部分の後日談的なエピソード。

今回はどんな超常現象が起こるんだろうかと待ち構えてたが、特にそういうことは起こらない。

たまたま彼女の妹が所属するアイドルグループのメンバーが通っていてたまたまプロモーションに映っていたので話を聞ける。
たまたまSNSで「今回難易度高すぎたー」という話題がバズったせいで2倍近いはずだつた倍率が何故か定員割れをするという、相変わらず因果律を無視したストーリーにとって都合のいい奇跡が連続する。

作中出てくる通信高校のモデルは、出版元と同じ角川グループの、角川ドワンゴ学園が経営する"N高等学校"。
悪く書けるはずもなく、良い点を列挙して褒め称える。

金払って長々とN高のCM見せられた気分。
ニコニコ超会議の一角で垂れ流しておくのが丁度いい映像。