Mimi

せかいのおきくのMimiのネタバレレビュー・内容・結末

せかいのおきく(2023年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

ちょっと理解に苦しむ映画。

まず汚穢屋と言う生業があったことが初耳でしたが、どうしておきくの父が殺され、おきくが声を失ったのか何も伏線もなくストーリー展開が読めない映画でした。

日本には古来からSDGsの仕組みがあってそれを紹介したい映画なのか、江戸時代は究極の職業差別があっても職人だけは手に職があるから食べていけるぞ的なことが伝えたかったのでしょうか。

武家屋敷の前で排泄物の買取価格が気に入らなかった汚穢屋を突き飛ばして、排泄物を撒き散らしてそのまま放置して帰る?え??こんなことしてこの屋敷が大名、上・中・下級武士どれかは分かりませんけど、門前がうんこだらけになったなんて知られたら、まず門番みんなが当時なら打首になると思うのですが。

農家にとっては肥がないと生活が成り立たないほど大切なものなのに、肥が希望する量に足りてないからって腹を立てられて肥をかけられるとか、こんなことしますかねぇ?

映画とはいえ、描き方に悪意を感じないとは言えないし、製作者は日本を陥れるために世界でのロビー活動に利用するためにこの映画を作ったのでしょうか?

肥を手でかき集めるなんて今では信じられないような事をしていた国の国民がここまで豊かに暮らせるようになったこと逆に誇りに思います。東京では公衆トイレツアーが人気だとか。「うん」を落とす所だからこそ、ここを清潔に保つことで「運」を拾うのも事実。

海外では公衆トイレは悍ましいほど汚く、ドラッグの注射器、落書きだらけ、足元はスカスカ、トイレでの犯罪も多いからまず快適に落ち着けるように作っていないですよね。

先人に感謝、またエッセンシャルワーカーさんの皆様がいて下さるから私は生活ができています。ありがとうございます。
Mimi

Mimi