亡くなった仕事仲間の一人娘であるすみれへの親心を描いた男はつらいよシリーズ第二十六作
今回の話も好きやったなぁ...
珍しく寅さんが悪いっていう
シーンがなくずっと素敵やったし、
恋心というより親代わりとして
すみれに寄り添う姿に心温まった
さくらと博が結婚10年目にして
ようやく自分の家を持つことに
寅さんが新居を訪れた時に
一室をお兄ちゃんの部屋って
当たり前のように言うさくらに感動した
そんなさくらと博に借りてきたとは言え
2万円を渡す寅さんのことを想うと
心温まるから受け取って貰えなくて
起こる今回の騒動は心痛む...
仕事の仲間のために線香をあげにいく
寅さんの義理堅さと優しさが素敵
常さんの娘に優しく説くのも心温まった
すみれちゃんを連れて柴又まで
帰ってきたら寅さんの誘拐犯騒動は笑う
あと定時制に入学する為に試験を
受ける必要があるってわかった時に
寅さんに頭馬鹿にされたすみれちゃんが
「バカァ」って言うのめっちゃ可愛かった
とらやのみんなも当たり前のように
すみれちゃんを居候させて、
お百度参りしたり、勉強教えたり、
みんな協力するのが素敵すぎる
すみれちゃんの合格の知らせに土手で
喜んで抱き合う寅さんとすみれちゃんに
めちゃめちゃ心温まった
夜間学校の人達と仲良くなる姿もほっこり
「俺が会ったら何するか分からねぇだろ馬鹿野郎」
朝帰りしたすみれちゃんに結婚すると言われ
寅さんが怒って出ていくシーンは
本当は怒ったんじゃなくて
すみれちゃんを大切に想う
寅さんの不器用な気持ちの
付け方がこうやっただけやね
「幸せにならなかったら許さねぇからな」
