もこもも

青空娘のもこもものレビュー・感想・評価

青空娘(1957年製作の映画)
3.9
逆境にめげず青空のように明るく生きる有子を力強く爽やかに描いた作品

透明感があって可愛くて
芯があって力強く、
人を想える優しさがある
有子の人間性がとっても素敵
辛いこと、悲しいこともあるけど、
有子の幸せに心温まって、
爽やかな後味が残る良い作品
1950年代の東京が見れるのも楽しかった

「あーばーよー」
『さようならー』

それぞれに同情の余地はあるものの
自分のことしか考えていない
裕福やけどバラバラな家庭で
息苦しいのにその中でも元気に
振る舞う有子に胸がジーンとする
腹違いの弟と仲良くなるシーン好きやし、
女中のおばさんとの関係性も優しい
終盤で弱っているお父さんに向けて
伝える言葉はほんまその通りで胸にきた
これをきっかけにみんなが幸せになれるといいな

ひろおかさんも先生も
どっちも良い人やから、
どっちとくっつくんかなって
気になってたけど先生が引いちゃうんやね
先生の武士道精神は素晴らしいけど
ほんまにそれで良かったんかなとも思う
ひろおかさんも先生も有子を好きって
お互いに分かっても爽やかな感じめっちゃいい
有子が幸せになれてほんまよかった

「さようならー」
『さようならー』
もこもも

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