おどろきの白鳥

コカイン・ベアのおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

コカイン・ベア(2023年製作の映画)
3.3
いくら熊でも、あんなkg単位のコカイン食ったら、ショック死するでしょ!
とかありえないことだらけ、バカシーン多数。
冒頭に「実話をもとに」とあったが、熊が落ちたコカインを食べた以外に事実はなく、完全な創作。

熊に脚をちぎられ、腹を破られと、下手なホラーより過激なゴアも入れつつ、ほぼコメディ。
よくこの時間引っ張るなぁ、と細かいネタをたくさん入れる構成で上手い。
作っている側が「お客を楽しませよう」と、エンタメに徹そうとしているように感じました。
(反面、底の浅いキャラたちの羅列で、同じように襲われて終わりなので、後半は若干飽きがきますが)

映画館もいいですが、自宅に大きなモニターやスクリーンがあれば、友達とビール飲みながら配信で観て、ツッコミ入れて楽しむのが良さそうなタイプの作品でした。
モツ焼きやソーセージを食いながらが推奨。

真面目に動物パニック映画として観たら、腹が立つかも。
ギャグ寄りのコメディですからね。
心の広さとノリが必要です。