このレビューはネタバレを含みます
サービス精神旺盛なゴア描写に、的確な笑いと恐怖の塩梅でちょうど良い尺の満足度高めなエンターテインメント良作。
自然を舐めてる輩が容赦なく酷い目に遭う話で、そういう人の領域外のもを気楽に愛でるとか言うもんじゃないなと改めて。
少し不満があるとするならば、熊を親子で出すことで何となく擬人化してしまう感じが、恐怖を薄めてしまっている点。
マフィアの息子に対して急にああなるところには驚かされたが、その後、明らかに踊っているところはまさに擬人化であり、そう考えるとやはりもっと掌握できない他者として描く方が映画の意味としても良かったのではないかと。