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シン・タイタニックのYSKのレビュー・感想・評価

シン・タイタニック(2022年製作の映画)
3.1
1912年に出港しその処女航海中に事故に遭い1500名を超える人数が命を落としたタイタニック号を復元した「タイタニック3号」が当時のルートを巡るべく出港、しかしかつての事故現場を通り過ぎようかとしたその時、当時の犠牲者たちが怨霊となって現れたというお話

お話自体は非常にB級ではあるものの、真偽はともかく命を落とされた方々の遺品を売りさばこうとする悪党や、カメラがまわった途端に声のトーンが変わるインフルエンサー、悪霊たちを呼び出そうとする謎の乗客、そして最後まで懸命に職務を果たそうとする船長などなかなか見ごたえがあったように思います
なおかつ悪霊たちも白塗りメイクで誤魔化したりせず、しっかりと恐そうにみせようという努力があったのも高ポイントではないでしょうか

まあ主に邦題のせいでクソ映画の汚名をきせられることは免れないでしょうが、酷い中では頑張っているし、面白いほうの作品だと思いますよ
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