このレビューはネタバレを含みます
グロい映像や、泥臭い等身大のヒーローやヒロインがいない人間劇がお好きな方は好きかも…?
■脚本
カルト教団が、聖骸布からDNAを採取して、ルシファーを復活させる。
殺されたヒーローにミカエルをが乗り移り、復活したルシファーとの壮大な戦いが…!
と、設定は世界観が大きく壮大です。
実際の動きはヒロインは拐われ、無理やりその遺伝子で孕ませられ、さらに地獄に行かされて(物理的に)、ルシファーと合体する流れですが、それぞれの演出がグロいです。
また、ミカエルは大天使!という迫力ある(電撃とか、地を割るほどの攻撃など)の力はあまりなくなくなんかちょっと強い人間という感じ。その分危機に陥りやすいため
ミカエルに助けれた感は薄いです。
ヒロインは頑張っていますが堕胎のため洗剤飲むなど映像的に汚い…
カルト教団のトップは黒幕のはずですが、選ばれなかった女性としても、トップとしても理想がなく行動が浅ましく醜いです。まだいわゆる悪役令嬢の方が魅力的です。
敵味方全部の登場人物がドタバタドタバタしていて泥臭くてバタ臭い。
結論。キリストは偉大。な映画でした。
■映像
風景はキレイです。というよりロケ地がキレイです。
地獄のシーンや信者虐殺シーンなど多々グロいです。ルシファーがヒロインに入ってくるシーンは触手みたいで気持ち悪いですし、戦闘シーンはゲーム画面のような時もあります。
CG等頑張ってかなり作り込まれていますので、お好きな方は好きな映像かも…。
個人的にはルシファーとミカエルが私のイメージとかなり違いました。ミカエルは金髪希望です。