20年以上疎遠だった父の訃報を受け
出棺に間に合うように家を出たが
トラブルが起き、ヒッチハイクで
青森を目指す事になる陽子。
他人と関わるのが極端に苦手な陽子が、
何とか言葉を捻り出して進む姿は
応援するしかない。
青いマフラー、カラフルな靴下
モコモコのブーツ、大学ノート…
増えていく小物がとてもいい。
握手の場面は、胸がジーンとした。
思い出に触れると現れる父の幻影。
当然親切な善人が
都合よく現れる訳ではないが
人と出会い、関わる内に
陽子の何かが、変わっていく。
声の出し方、表情が
徐々に変化していく演技〜
菊地凛子さんが本当に素晴らしい。
立田さん進行のアフタートークで
熊切監督のお話が伺えました。
上海国際映画祭で、三賞を受賞したが
まさか受賞するとは思わなかったので
パーティには出席せずに
とんぼ返りしてきたとのこと。
原作より陽子に女性らしさを加味。
共同脚本を担当した奥さまのおかげ💕
出てくる女性がみんなリアルで
魅力的だったのも共同脚本効果かな。
FansVoiceオンライン試写会にて