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殉教血史 日本二十六聖人
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『殉教血史 日本二十六聖人』に投稿された感想・評価

1931年(昭和6年)に製作費6億円を投じて作られた日本映画史上に残る大作史劇。アメリカで上映された初の日本映画とされる。安土桃山時代にキリスト教徒二十六人が殉教した史実を描く。カトリック教徒の実業家・平山政十氏が個人資産を出資し日活が制作。監督は池田富保。後援はローマ法皇。

安土桃山時代。フランシスコ会の神父ペドロ(山本嘉一)が日本に上陸し京都を中心に布教活動を行う。教会が完成し細川ガラシャなど信徒は増えていったが、スペイン船の難破事件をきっかけに豊臣秀吉が教会を弾圧。1597年、ペドロ神父と日本の信徒二十六名が長崎まで引き回され磔処刑されることになる。。。

昭和初期の邦画は殆ど観ていないので、これほどの大作史劇が作られていた事に驚いた。城や教会の美術衣装は作りこまれエキストラは大量。京都の大地震や海上難破シーンには特撮も施されている。エンドシーンにはローマでのロケを敢行し、1862年にバチカンで行われた二十六聖人を称える列聖式を再現している。

ただし物語としては、とても悲惨で最後は観ていて辛かった。前半は布教活動が上向きでチャンバラシーンもあるので楽しいが、後半は見せしめの引き回しが続き、最後には海岸に並ぶ26基の十字架に磔にされる。その中には子供もいるのだ。映画的には大変衝撃的なシーンで目に焼き付いたものの、感動はなくただただ可哀そうだった。宗教上では殉教は究極の信仰かもしれないが、本作を観てクリスチャンになりたいとは思いにくい。一方、宗教弾圧(あらゆる弾圧)が絶対悪だということはあらためて胸に刻まれた。

現在、教会が(?)youtubeに挙げているので全編観ることが出来る。フィルムの状態は比較的良さそうなのでぜひ解説書付きでDVD化してもらいたい。

※片岡千恵蔵、山田五十鈴らがチョイ役で出演
MATAO

MATAOの感想・評価

3.0
1931年に公開された無声の宗教映画で、四谷の聖イグナチオ教会での上映会で鑑賞してきました。
活動弁士(澤登翠さん)付きて映画鑑賞するのは初めてで、貴重な経験をしました!5人の演者による生演奏も付いてました。
弁士の人は一人で声を使い分けたりして臨場感が良かったです。しかも全然噛んでないです。

映画は史実に基づいたもので、豊臣秀吉に迫害された神父たち26人が、京都から長崎に移送された上で磔(はりつけ)の刑に処せられる、という内容でした。
私自身は無宗教なので、殉教は理解を超越したものがありました。
何故小さな子どもまで、死んでまで信仰を貫くのか。楽しむというより歴史資料を見ているような感じでした。
歴史的価値のある映画でした。

昼間の教会という上映環境のせいでスクリーンが白くて見づらかったです。
tomoboop

tomoboopの感想・評価

3.2
イグナチオ教会での弁士&生演奏付き映画会で鑑賞。90年前にこんな映画が製作されていたなんて驚き!キリシタン迫害の歴史・顛末が分かりやすく描かれていました。最後の列聖式は渡欧しヴァチカンで撮影したそうで、19世紀なのに凄い!ただ教会内が明るすぎて画面が白く、映像が見辛かったのが残念です。。せっかくの作品なのにもったいない。。