しん次元！クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜のとんちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

かなり重いテーマの映画だったと思う。
映画内で｢この国は終わりだ、未来がない。先が真っ暗だ。｣と言われる事が多く、個人的には現実的な話で嫌いじゃないけど、子供連れにはオススメできない。

前評判で説教臭いと聞いていたが、そこまで説教臭さは感じなかった。
テーマが重いせいでクレしん特有のぶっ飛ばすような明るさは感じにくいが、所々に挟まるギャグや小ネタはとてもクレしん愛に溢れていたし、ラストの｢頑張れ！｣は無責任で救いが無い様に思えるかもしれないが事実として辛い現実を｢頑張る｣しかないから私は満足でした。

ずっと1人だった非理谷がしんちゃんに救われるのも、最後に仲間と共に手巻き寿司を食べるのも私は暖かい演出だと思う。

普通に3Dもクオリティが高く3Dならではの演出も生かされていて、面白かったです！
ありがとう！