クレしん初の3DCGを売りにしていたが、普通のアニメのほうが良かったのでは?と思ってしまった。
ストーリーの方も超能力から始まり、親子愛、友情、社会悪やら詰め込んで逆に薄っぺらくなってる印象。
キーアイテムがひろしの靴下とかシリアスなのかふざけてるのかようわからん。
手巻き寿司と深キョンの歌の必要性が全く感じられず、特にラストの「頑張れ!」連呼は素直に鬱陶しかった。
「頑張れ!」って追い込まれてる人間には恐ろしく残酷な言葉なのが製作陣にはわからなかったのか?
黒幕ポジだったヌスットラダマスがいつの間にか味方になってて笑った。
空気階段のお二人がめちゃ声優上手くてそこが一番良かったかも。
悪い意味でツッコミ所が多い今作だが、3DCGのクレしんは観ていて新鮮だったし、往年ファンには嬉しい胸熱シーンもあってそれなりに面白かった。