ダメハム

瞼の母のダメハムのレビュー・感想・評価

瞼の母(1962年製作の映画)
4.2
1962年の加藤泰監督作品。ああ、切ない。この人の映画は構図が完璧過ぎる。基本長回しで役者の力量を十二分に発揮する演出がたまらない。母への憧憬に苦悩する中村錦之助の泣きの演技が素晴らしい。ラストの歯がゆさに胸が苦しくなるも、これからの人生の糧になることを願わずにはいられない。
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