君たちはどう生きるかのくみじーこのネタバレレビュー・内容・結末

宮崎駿作品は、風立ちぬ以来の劇場鑑賞。
事前情報が全く無く観るって、今の時代なかなか難しい。その時点で素晴らしい体験でした。

終わった直後の感想としては、「これこれ、これよ！」っていうのが真っ先に浮かんだ。
ナウシカやもののけ姫、千と千尋の神隠しが好きな自分としては、こういう謎だらけのファンタジーで先が読めず、監督が作品を通して何を伝えたいのか考えるのが一種の醍醐味だと思ってて、本作はそれの集大成のような気がした。
結局あの青鷺の存在がどういう意味なのか、なんでインコが大量にいたのか、大叔父さんとの会話とか、わからないことが沢山あるのだけど、それを踏まえてもう1回観たくなる。パンフレット出たら買おうかな。
あのカエルがモゾモゾ身体を纏ってくるシーンとか、なんともいえない不気味さが最高でした。単に、自分がそういうジブリ作品が好きなだけだと思うけど…笑

ちなみに声優情報も知らずに観たけど、キムタクはすぐにわかった！ でも相変わらずお上手。
主題歌も個人的には良かった。良い意味で現代っぽい作品に昇華してるなという印象。

駿さんも82歳、長作はおそらくこれが最後。
色んな意見が出ると思うけど、一ジブリファンとしては、この作品を劇場で観られて良かったです。