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君たちはどう生きるかのmariのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿10年ぶりの新作。公開前情報なし。めちゃくちゃ期待して公開初日に行ってきた。いざ上映スタート、東宝のロゴが出てジブリのロゴが出て、さあ最初のカットは何かなと思ったらまさかの警報。ウウウウウウウ。去年のすずめの戸締まりを思い出した。スクリーンは結構暗めで見づらくドルビー案件だったかなと後悔しかけたけれどそんなことはなかった。時代設定はいつだろうと考えているとまさかの戦時中。うわー戦争ものやるかー、原爆とか触れたりするかなー、と考えていると主人公、眞人が出てきた。燃える病院に向かって走るんだけれどなんだか緊迫感がない。そっからしばらくプロローグだけれどプロローグが長すぎる。なんだか重要そうな建物登場、この建物入って冒険始まるかと思いきや始まらないし。やっと冒険始まっても何も興奮する要素がない。色んなキャラは出てくるものの話の軸がしっかりしてないから話がめちゃくちゃになっていくばかり。扉のシーンはモンスターズインクっぽいし食われるちっちゃい可愛い生き物はもののけ姫のに似てるし、なんだかどこかで見たものの寄せ集め感。終盤急に話が壮大になるけど気持ちは乗らず。眞人がずっとお母さんと呼べなかったけれど最後はお母さんと呼べたってのも薄っぺらくてなんだかなあ。宮崎駿も限界か。これが遺作になってほしくはない。
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