postapocalypse

君たちはどう生きるかのpostapocalypseのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ジブリのアニメーションってほんとうに呼吸をしていて、呼吸の振れを感じることができてとてもとても心地がいい

1ミクロンも訳がわからない、、ということはないけど、途中で退室したひとたちは考えることを放棄したのかな、最後まで見ないでいられる気持ちのほうが私にはさっぱりわからないからよかった、
大人になってしまったからわからないのだったらいやだなとおもっていたけど監督自身もわからないでいてくれるからよかった

今生きているこの生存世界とそれ以外全部(生前世界、死後の世界)が対でいて“生きている”世界の中でも殺し合い(戦争)があって、ぼくたちどう積んでいこうね、どう生きようねみたいな

昔日本の文化という授業をとっていて
キリスト教世界においてあの世(天国や地獄)は世界の“外部”にあり、この世との行き来はできず遮断された場所、とされている一方、日本(仏教?)文化のように世界の“内部”にあの世がある場合は両者の間に行き来がある。生き返ると同義で【黄泉返る(よみがえる)】という言葉あったり、、、みたいな話を思い出して、やはりすごく文化的でとても好きだなあ、ジブリぃ〜となりました

にしてもプロモーションを一切しないというプロモーションが格好良すぎる、そのくらいの自信で生きていきたい、僕もSNSで承認欲求ぶつけてばかりいないで何にも囚われずに好きなものを好きでいて、ただ、毎日自分で生きていきたいです

もっとわかりたいです