このレビューはネタバレを含みます
更紗は更紗だけのものだ、誰の好きにもさせちゃいけない、のところがすきだった、とても
わたしはずっとこういう文言に弱い
アンナチュラルの、あなたの人生はあなたのものだよ、とか
当然のことをあたりまえのことを、それでもこう正面から言われたらわたしは、愛してしまうその言葉をそのひとも丸ごと、
環境を選べないこども、自分のいる環境をどんな環境に自分を置くかを選ぶことのできるおとな、
ここにいると決めた子もそこにいる自由を選ばせてあげられる彼も、たしかに揺るがない個、年齢とか境界で測られる以前の“個”として非常に、成っているひと
みんな自由だ、きみもわたしも誰のものでもないわたしだけのわたし