このレビューはネタバレを含みます
抽象的かつ難解でこれまでの作品の様に万人向けではないです。
けれども鑑賞後に1人で考えるほどより深みがでるし、それが宮崎駿監督の考えと一致していなくても自分にとっては見てよかったと思える作品でした。
眞人の思想が大人よりも大人すぎるところに違和感を感じたけれど、母から贈られた「君たちはどういきるか」を読んで泣いていた場面を思い出し、”悪意のある自分”をはじめ自分がどういった人間なのか、そしてこれからはどうなりたいのか、その時に気付いたり考えたりしたのかなぁと📗
この点は、パンフレットや小説が発売されたら確かめてみたいです。
空・風・海・火・建築物・料理・小道具・ヘンテコ生物、どれを取ってもその描写は流石ジブリ!と圧巻で、これまでの集大成と言わんばかりの豪華さでした。
原画集とか出たら絶対に欲しいです。