このレビューはネタバレを含みます
ちゃんと書く。
わかりやすい話が好きなので、あまりおもしろいとは思えなかった。
ただ、火事と包帯での描写の素晴らしさは、さすがスタジオ・ジブリ、宮崎駿さんでした。
キャラクターが歩くだけ、走るだけで宮崎駿を感じる。それも素晴らしいことだと思う。
本音は、ポニョのようなダイナミクスがもっともっと欲しかった。
勝手に期待した自分も悪い。
これまでの作品とは違い、主人公が巻き込まれるのではなくすべて自らで選択していたことが印象的だった。
その経緯からか、タイトルどおりの気持ちが見た後に湧き上がった。
そういう部分を強調したくそういう作りにしたのか、視聴者に委ねられすぎられている気がした。
分からないという評判が多くても仕方がない作りなのかなと思った。
実際自分もわからなかったし。
なんか良かった。とかにもならなかった。
起承転結もない、三幕構成でもない。あまりに分からない。
宮崎駿さんが最後の作品を希望の形で作られたというのであれば、それ以上のことはないと思う。
ありがとうございましたしかない。
