Arisa

君たちはどう生きるかのArisaのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

・お母さんの病院が火事になる日のことを度々思い出して悪夢まで見てしまうマヒト
・新しいお母さんナツコさんがお父さんと仲良くしていたりすると、複雑な気持ちのマヒト
が、お母さんの死と向き合ってナツコさんをお母さんとして受け入れるまでの話。

禁忌を犯して、ナツコさんがいる産屋に立ち入る。ナツコお母さんと呼ぶところで、マヒトはナツコさんをお母さんとして受け入れた。

大叔父様の世界がなくなっても死んではいない。とマヒトが若いお母さんに言い聞かせるところでは、お母さんの死は死ではないことを理解している。
お母さんに生をもらい、マヒトが生き、意志が継がれているから。

マヒトを産んだ後火事に巻き込まれるとしても、若いお母さんはマヒトと出会えるなら素敵と言い切る。

マヒトはお母さんの死の悪夢から解放される。

・生の描写
お腹にいる赤ちゃんを感じて目にひかりがさすマヒト(生)
殺してさばいた魚(死)を摂取して人間として生まれる(生)
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