りゅうび

君たちはどう生きるかのりゅうびのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだか正直、感想の整理が全くつかないけれど、つらつら書いてみようと思う。

まず、ジブリ作品を映画館でみる嬉しさに心踊った。
あのジブリ見る時に最初に出る水色のトトロ見て、うわあー、ジブリ始まるんだって胸がドキドキして、それだけですごく感動した。

もう最初のお母さんの病院が火事になるシーンから作画に驚き、うわなんかやっぱり他のアニメとは違う、、ジブリだぁ!!と思って興奮(◝‿◜)そして今回は戦時中なんだぁと。

途中のあおさじ、鯉、カエルシーンは、鳥魚苦手な私には地獄すぎたが、これを考え書いてる人も嫌いだからこそそういう描写にしたのかなと思うと親近感。

全体的に感じたことは、主人公くんのセリフが少なくって、すごく我慢?をしながら大人に従ってる感じ。
彼の感情が見えたのはご飯をまずいと言ったあのあたりだけで、学校の車に乗る時も、お父さんと話す時もずっといい子に従っている。
そんな彼が学校に行き、少し喧嘩をした時に、自分で頭を怪我させて、そのまま帰る。
悪意あることを初めてした。私はそれを見て自分の昔を思い出した。ジブリってそういうのさせてくれるからなんか好き。
結局、転んだだけどいい続けるのも、やったあとに後悔して、結局悪意を実行しないこどもらしさが出てて、ほんとになんか自分の胸の奥にある過去が呼び覚まされて変な感じだった。

その後、彼はお母さんからもらった本を見て涙を流す。彼になにか意思が出来て、最終的には夏子さんを探しに行ってる。

そんなふうに感情を動かしたあの本、是非私も読みたいと感じた。

そしてそこからは彼の成長もあるけれど、物語の中盤で彼には変化が起きていて、あの不思議な世界では、彼はもう変わっている。
私は最後のあの塔の不思議な世界からのシーンは私たちに問いかけてるのかなって感じた。
どう生きるかを。彼はどう生きるか決めたようだけど、私たちは?みたいな?
でもなんだかよく分からない。
そうなのかなと考えたけれど、ピンとは来てない。

まだ見たのは1回目だから本を読んでもう一度見て、考えてみようと思う。
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