君たちはどう生きるかの白豚のネタバレレビュー・内容・結末

主人公が石で自分の頭を殴った理由、いじめっ子に復讐したかったわけでもなく転んだことにしたかったわけでもなく、夏子に母親のように心配してほしかったからだと思うんだよな。でも夏子は真人自身への心配より姉の忘れ形見としての真人に傷がついてしまったことの罪悪感のが強くて、真人はそれを感じ取ってたからお母さんと呼べなかったんだろうな。悪意がどうとかよくわかなかった、分からせる気もないと思うけど。特に悪役はいなくて、悪意があったとしたら真人がわざと怪我をして夏子を悲しませようとしたこと、つまり人の気持ちをコントロールしようとしたことで、それが今までの宮崎駿監督作品だったってこと？
話も宮崎駿の言いたいこともわからないけどセルフオマージュてんこ盛りで目まぐるしく変わる舞台を見てるだけでも楽しかった。主人公が無口キャラなのに、母さんが僕に残した本当だ！みたいにセリフで説明するの、昔のアニメだなと思った。