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君たちはどう生きるかのmayuのレビュー・感想・評価

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
4.3


小さい頃からジブリを観て育ってきた。
千と千尋以来、映画館でジブリ作品を観るのは久しぶり。

前情報が一切なかったから、今回はどんな内容なのかと楽しみだった。
映画が始まって、最初の5分くらいで火垂るの墓を思い出した。更に進んでいくと、千と千尋、耳をすませば、トトロ、ラピュタ、ハウル、もののけ姫、ナウシカの、あのシーンに似てると何度も思った。
今までのジブリ作品をふと思い返すような、少し重なる光景が観られたのは嬉しい。
(またその作品が観たくなるのも作戦なのかも?)

劇中何度か置いていかれそうになった🥹
ジブリ作品として、ファンタジーとして、宮崎駿の思想、伝えたい事等が思った以上に正直とてもアンバランス。
でも私はそのアンバランス加減が良いなと思った。(宮崎駿の自伝的な作品にしたかった故にアンバランスになったのかも)
伝えたかったことや残したかったものが、2時間には収まらないくらいたくさんあるんだろうな。
もっと情報を整理して、理解してから観ると、こちらが受け取れるものも多かったかも。

映画の内容としては疑問に思う所があったから誰か解説してくれてないかな😂
あとはその時代の生活背景や習わし、いわゆる"当たり前とされてること"が今の時代とはやっぱり違うんだな〜とも感じた。

いつも映画発表したら引退宣言するけど…
年齢的にも本当にこれが最後になるのかもしれない。そんな貴重な映画を、リアルタイムで映画館で観ることができたのは嬉しい。

そんなこんなで、この映画を観た後は他のジブリ作品を観たくなる罠にちゃんと引っかかった私は持ってなかったDVDを買いました。
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