このレビューはネタバレを含みます
21:30からのレイトショー。日比谷の地下で。映画終わりに爽快なほどあっつい外気に触れたかった。日曜日の午後とかに見たらいい。
現実のお屋敷の玄関の異様さとか歪んだ廊下とかそもそも少し歪んだ世界とか「鳥」を彷彿とさせる鳥と家の感じにゾワゾワした。アオサギが仲良くなる頃には飛ぶのが下手で、飛ぶのが下手な鳥なら怖くないなって思った。鳥は飛ぶから怖い。
マグリットの絵画のように浮かぶ石の感じが印象に残っている。
魅力的な助っ人たちの存在から生の循環の関わり方は一通りではない感じがしてよかった。