たなか

君たちはどう生きるかのたなかのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

「アニメ制作状況」が読み取れた感慨深いストーリでした
キャラクターやキャラクターが言葉する一つ一つが今までのジブリ作品の答え合わせかのように感じました。

1番考えさせられたのは
物語や作品を見ることで出会った感情や感じたこと、思ったこと、感化されたこと等は
時間を経てば忘れてしまう
でもそこで考えたことや感じたことって絶対自分の中ではちゃんと知識になり経験となり心に残ってるよ大丈夫 と伝えてくれたように感じます。


ただSF要素でも無いと腑に落ちないことが1つありました。
妻の妹と再婚するお父さんに対し
私は敬語を使うことなんてできないw
罵り罵倒して縁切るかも
お母さんの妹の事をお母さんとよべた眞人の心情は考えても考えても私には創造出来ないわ
「お父さんが好きなナツコさん」だから(?)
自分の身が危ない状況下でも助け出そうとしたり
第2の母として受け入れることができた眞人
「ナツコお母さん」と呼べた眞人
本当はどっか違う世界線で生きてて
パラレルワールドで別世界に飛んできて1、2年経ち、もう元の世界に戻れそうもないからこの世界線で生きていくことを受けいれた感が否めない
(SFの見すぎ?w)
この世界に諦めを感じ、この世界線で生きてこうと腹でも括ってないと、いきなりアオサギが喋ったことに対して、「シッシッ」てあんな塩対応できないw


最後に
比喩表現が多く、どういう意味か視聴者側で創造させられるシーンが多かったと思います。
「君たちはどう生きるか」は、
「自分がどう感じたか、何を得られたか、どんな解釈をしたのかは、それぞれ違ってていい、自らが創造したものが正」と私は解釈しました

会社で何を言ってるのかわからない上司が居ます。
必ず否定から入ってくる人がいます
スルーしていたのですが
これからも想像せずスルーしていきます
脳みそをオフにして次のデート日のことでも考えてようと思います
ありがとうございます。宮崎駿さん
たなか

たなか