君たちはどう生きるかのマールのネタバレレビュー・内容・結末

母を亡くした主人公が疎開先で父と新しい母になった母の妹と暮らすようになる。
都会から来たお金持ちで学校にも家にも馴染めなかった。同級生にいじめられたのを言い出せなく自傷して学校を長期休むことに。
そんな時不思議な世界に行き…

遠くから幼い息子を想っていた母の愛を感じた作品でした。お守り代わりのおばあさん達の意味も。
息子に宛てた文が泣けました。
ラストに希望があるのも良かったです。旅をするうちに少年の成長も感じました。
一緒の世界に帰らず母は別のドアに。また火事で死んでしまうよという息子にあなたを産めるからと答えた。
生き残りたいとせず運命を受け入れる母がとても強く、涙がでました。

母が亡くなると懐きやすいので身内でその姉妹が代わりの母になることが多かったと昔、親が言っていたのを思い出しました。
自分の友人の家もそうでした。