宮崎駿ワールド全開でジブリ好きな人は絶対映画館で見るべき！まず世界観が面白くて、空想の世界に浸れる映画。
前情報入れずに見たけど、没入感も高かった。
美しい場面だけではなくて、胸が苦しくなったり、どこかおぞましさを覚えたりする摩訶不思議な映画だった。
人の生と死を俯瞰して見ているような感覚や、悪夢を見ている時のように無秩序で混沌とした世界にいる感覚がすごく新鮮だった。
宮崎駿の頭の中ほんとにどうなってるの…と改めて感動した。
セリフが少なめで、あまり多くは語らない分、色々な解釈ができる。でも、その中でも主人公が現実から目を背けずに、生きる道を選んだところにすごく心を揺さぶられた。
現実は大戦争で主人公にとっては真っ暗闇なのに対し、もうひとつの世界は美しく輝きを放っている。その相反する世界の狭間で、もがく主人公をすごく応援したくなった。
生きるって苦しいけど、主人公のようにこれが私の生きる道なんだと胸を張れる人生を歩んでいきたい。
