HeavenlyMuse

すずめの戸締まりのHeavenlyMuseのネタバレレビュー・内容・結末

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見る価値めちゃくちゃあった。
新海誠監督の作品はどれも好きだけど、この映画も凄い引き込まれたなぁ。

3.11(2011)の時、鈴芽は5歳になる頃でそこから12年経った17歳、つまり2023年の世界線で描かれてるのが、フィクションのストーリーなんだけど、全て作り話じゃないと心から感じさせられた。

3.11からの記憶を消してしまいたいと思うほど、幼いころの鈴芽は絶望していたけど、常世で未来の自分にあって希望を見い出すことが出来たのは、大きくなった鈴芽が自分自身と深く向き合ったからだと思う。
その手伝いをしたのが、ダイジンとサダイジンなのかなと思った。

美しい世界観の中で、この世界を守っていきたいと全力になる鈴芽と草太の姿に、震災をちゃんと自分事として捉えていきたいと思った。「行ってきます」「ただいま」と当たり前に言えることに感謝ですね。