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君たちはどう生きるかのマリンのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

何の告知もなく上映開始して話題となったジブリ作品✨
ジブリといえば、美味しい食べ物の描写があって、自然たっぷりの中を駆け抜けたり、まさにわくわくする作品が多い印象。
私もワクワク👼しながら映画館に足を運びました。

舞台は戦時中の日本。
主人公の母が入院している病院が大火災になっているシーンからスタート。
開始早々火災現場を駆け抜ける幼少期の主人公の必死さが伝わる怒涛の描写に、いつものジブリとちょっと違う!と感じました。

その一年後、母親を亡くした主人公は父親とともに新しい母親が住んでいる場所へと引っ越すのだけど、この再婚後の母になる人が産みの母である人の妹だと分かり私驚愕。
そんなことある?!?!と思ったんだけど、帰省した時に親に聞いたら昔はまああるような話らしい。まじかよ。

そこの田舎ではお手伝いさん?であるおばあちゃんたちが8人くらいいて、他の人に比べて全員顔が大きかったのがちょっと可哀想だった。笑
そしてずっと住みついているとされるアオサギ。まさか喋るなんて思わないしキャラ設定もよく分からないしこのあたりから私のパニックが始まりました🤣

主人公の家系の人しか入れないという塔が家の側にあり、そこへ新しい母であるナツコさんが入っていってしまう。
アオサギへ「ナツコさんを返せ!!」と言いながら塔の中へ入っていった主人公の冒険の物語でございます。(ツッコミどころありすぎてここまで書くの長かった)

鑑賞後の感想としては私には合いませんでしたぁー!!
まじで何を伝えたかったのか、なぜそのキャラ設定にしたのかなど、なぁぜなぁぜ状態が止まらない💭

タイトルの『君たちはどう生きるか』だけど、作品の中に答えがあるとかではなくて、作品を観た後にそれぞれ考えろよって感じが強い。
それだけにジブリだけど子ども向けというよりも圧倒的に大人向けだと思う。
むしろ子どもが観たら何一つ理解できなさそう。だからこそ告知なしなのでは?とも思えてしまうような自己啓発作品でした。

この作品、他の人もレビュー書くの難しそうな印象があるんだけど、評価自体は現状3.8で決して悪くないんだよね。
ただ「ジブリだから」というレビューが多くて、さてこの作品からジブリというブランドがなくなったとしたらどんな評価になるのか…というのが個人的には気になります。

私が今回スコアをつけていない理由はお察し下さい🥹💤笑
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