このレビューはネタバレを含みます
戦時中の火災で母を亡くした眞人。戦後の東京を出て、父親の再婚相手である母親の妹と一緒に暮らす。母が残した一冊の本「君たちはどういきるか」をきっかけに物語が始まっていく。
案内人アオサギとの出会いで、過去の世界と未来への繋がり、自分の居場所を探す。
鳥嫌いには結構きつい。
アオサギがこわきもくてしんどかった。
表題の“君たちは”の問いかけがあるだけに、自分の生き方を探しがちだけど、深く汲み取ろうとすればするほど深みにはまっていく気がする。上映中意識してそれをとっぱらって観た。
眞人がどこで、誰と、どうやって生きていくか、どんな人生を作っていくか、それはシンプルに写し出されてる。気がする。
色んなジブリ作品にもう一度会えたような、嬉しいポイントがたくさんあってそれも楽しめた。