このレビューはネタバレを含みます
事前知識がほとんどない状態で見る映画が初めてだったので、とても新鮮な気持ちだった。(鳥が出て来ることと米津玄師が主題歌なことと、菅田将暉が声優として出てることだけネタバレを食らっていた)
作品自体は、主人公がお母さんを亡くしたこと、そしてそこから立ち直ることがテーマなのかなと思ったけど、後半が割と怒涛の展開だったので本当にテーマがそこだったのかは分からない。思い出したくないことを不意に思い出してしまう、それに加えて無神経な周り(特に父と鳥)といった、そのあたりの描写は丁寧でリアルで良かった。
あと全体的な映像やアニメーションがとても綺麗だった。ラストシーンあたりの世界が崩れるところはもちろん、序盤の階段を駆け降りるシーンを画角とコマ数で魅せれるのはさすがジブリだった。