君たちはどう生きるかのyokのネタバレレビュー・内容・結末

好き嫌いの別れる映画だろう。友人と見て考察し合うと面白い。自分なりの考察を、、
○アオサギは誰か？
これは主人公自身の中にあるネガティブだったり受け入れがたかったりする想いの具現化では？と感じた。そういう時に醜悪なものも遠ざけたり目を背けたり無視するのでなく、なんなら互いに協力して進んでいこう、そういう対象だと思った。
○全体のメッセージは？
不条理な世の中も自分で考えて生きていこう、だと思った。別世界の伯父さんは社会の甘言の象徴で、小さなその人たちだけの社会で『君は何かできる、君には力がある』という麻薬的な気持ち良い言葉にのせられる危険を表してるのかなぁと。伯父さん石積んでるだけ、、意味ありそうに見せかけてなんでもないよね、、石積んで何か社会や自分は変わる？そうじゃなくて辛くても大変でも代わり映えしない飽き飽きするような日々でも、ちゃんと現実を着実に生きよう、だからこそ主人公は現実世界に戻ってきた。、、
二回目観ることがあればまた感想は変わるかもしれない。