このレビューはネタバレを含みます
感想を書くまでに時間が空いてしまったのでフレッシュな想いを残せないのが残念。
正直なところ、よく分からない話だ。よく分からないが、なんだか分かる気がする。そして僕は好きだと思った。
物語の中のリアリティとファンタジーが巧みに混じり合い、自然と引き込まれていく面白さがあった。
展開や行動の必然性にいまひとつ合点がいかない部分はあるが、宮﨑駿を前にすると自身の洞察の足りなさであるようにも感じてしまう。
いずれにせよ行間の要素が多過ぎて全て読み取ることは恐らく不可能であるし、読み取ろうとする努力も、読み取れず嘆くことも必要ないのだと思う。
幼き日の母と出会い、前向きな気持ちで別れるシーンは良かったな。