このレビューはネタバレを含みます
明治維新の少し前、新しい秩序ができるときに落ちてきた隕石から始まる世界は、終戦を目前にして終わり、また新しい秩序ができる。その新しい秩序をどう作るか、眞人は自分の中にある悪意を自覚し、新しい世界を自分一人で創るのではなく、友達と、みんなで創ることを選ぶ
大おじさんが作った世界は大おじさんの周りだけは天国のように美しい世界だけど、大おじさんから見えない部分には大きな歪みがあってペリカンが言うようにひどい世界だった
自分には眞人が新しい世界を作ってから約80年後の世界もやっぱり大おじさんが作った世界と同じように見える。眞人の選択とその結果を受けて自分たちはどう行動すべきかということを考えさせられた
って読書感想文みたいなことをたくさん書けそうな映画だった
カエルが嫌いな私みたいな方々にはきついシーンがあったのと、眞人の視点からみた戦争の描写が怖すぎてちょっと苦手だった
宮崎駿の世界はやっぱりちょっと苦手だ🙃