このレビューはネタバレを含みます
映像や個々の要素が、過去ジブリで見たことあるな〜という集大成な気がしました。
空などの景色がとても綺麗。
屋敷が重要文化財並みに豪華。
あえてまとめるなら、亡くなった母と出会い、義母の存在、新たな生活を受け入れるまでの再生の物語なのでしょうか。
義母がわりと嫌いなので、こう書いてもあまり感動はないですが…。
おなか触らせるのはセクハラだと思うし、姉が亡くなってから遠距離のわりに着床まで早すぎるし、使用人がいて豪華な部屋で寝ているだけなら、妊娠は病気じゃないよ？と言いたくなるwつーかなんで大叔父の世界から帰ろうとしないんだ？
姉と顔が似ているならなおさら受け入れ難い。これ主人公が娘なら、最初に132の扉を開けた時点で物語終わっているんじゃないかな。命張ってまで助けたくないもん。
仮に帰っても、ヒミは責めないと思う。男の子はマザコン入るのだろうなあ。
最後、父親が嫁の名前を最初に呼ぶのがなんかなーと思いました。セキセイインコになった真人くん（笑）を1番に呼んでほしかったです。
美人キャラが多い宮崎作品で、キリコみたいな普通顔のかっこいい女性がいたのは高ポイント。
フワフワのすみっコぐらしみたいなのかわいいですね。現実ではほぼしゃべらなかった主人公が初めて笑った気がします。
作品を通して最もショックだったのが、食人インコですら妊婦に配慮していた点です。新たな命は尊いんですけどね…。非婚者たちはどう生きるか。（あの世界だと既婚男性等も殺されるのでしょうが）
