このレビューはネタバレを含みます
宮崎駿監督が何を語ろうとしているのか、
全てはわかるはずもないので、
まずは自分で考えました。
「あなたを産めて死ねるならいい!」
このシーンでとにかく泣きそうになりました、、、!
カッコ良すぎる、愛に溢れすぎている、、!
最初「風立ちぬ」のようなリアリズムの強い作品かとおもったら、いい意味で裏切られた、、!
意味深なアオサギが途中で窓から覗いていたときに、歯が見えていて、え!!?ってなって、一気にワクワクが込み上げていった!
火事の表現えぐい
周りの人の溶け方、顔がグーンでなる感じ、音、、、ゾクゾクした!
動き方の機微が変態的に細かくてリアル
水が一滴垂れる飲み方
部屋から出る時の表情
アオサギの動きとか本物みたい
ただ、CGとか、表情の感じ?は世代交代をさせようとしているのかなと、、、
それ以外の大きいテーマとしても、世代交代を強く感じました、、!
あとすごく感じたのは、今までの作品で伝えようとしたことの総決算的な印象!
ナウシカ、ラピュタ、トトロ、魔女宅、紅の豚、もののけ、ハウル、ポニョ、風立ちぬ
既視感のある演出、それがまとまっている&抽象度高く詰め込まれている気がする
これを観て、僕は何をしよう、、、!
いやなことがたくさんある世界だけど、
弱い自分だけど、
それも認めて、
「美しく生きよう」と、
「生きねば」と、
悩みながらも進むことが大事ですね
最後にポッケに残っていた石、
あれは僕がこの映画を観て感じた、
これから生きる上で、
心に引っ掛かること、?
なんか上手く言葉にできないけど、
とにかく心に残ったものの表現に思います。
これからあの映画の影響も受けて生きる
自分の心に残ったものかなと!
アオサギが、
「いつか効力もなくなる、けど思っているよりは長持ちするかも」
的なことを言っていたけど、それも宮崎駿監督からのメッセージに思えました!
説明が全くなく、本当にアートという感じ、、。
パンフレットにも解説ほぼなし!そこからも伝わります!!
だからこそ自分で考えることが必要だし、誰かと話がしたい!
友人が、仲間が、何を感じたかを語り合いたい!
あと、原作?の本も、
漫画リメイクしか読んだことがないので、
読んでみたいと思います!
◯以下メモ
戦争中のギリギリの世界のバランス
保つためにたまにつっつく
次の世代に託したい→外野が適当に作ろうとする→崩れる
穢れてない素材を見つけてあつめた、これで作ってくれ、、、→僕は嘘つきなので作れない→それがわかっているなら託したい→インコが適当に作って、壊して、全部が崩れる
家の作りや田んぼのまちなみがびっくりするほど美しく、
それぞれの世界の景色もワクワクして最高
おばあさんズの歩き方がみんなバラバラでかわいかった
なんか今敏味もあった
アオサギ
行ったり来たりする
本当のことを言っているかわからない
マヒト
自らを守るために嘘をついて傷ついた
死んだ母の影を追いかけている
複雑な気持ちから、
ずるいことをしていたけど、
お母さんからの本「君たちはどう生きるか」を読んで、急に成長する
ヒミ
あっちの世界では秩序を守るような存在
こっちの世界では火事で死んでしまった
1年間だけ失踪していた
失踪中の姿で再会した?
父
飛行機会社?の偉い人
クソほど能天気
ナツコ
母の妹。
父との子供がいる、最後には産んだ
あっちの世界にも行ける
おばあさんズ
使用人っぽい、血の人間を守っている
キクさんはあっちの世界で次の命を見守る人っぽい
インコ
人を食べる、増えすぎている、頭は悪そう
こっちの世界に来るとフンを撒き散らす
「消費社会」
貪り食って、増えすぎて、文句を言って、フンを撒き散らして、破壊する
産んだ作品に、人に、
たかって、叩いて、消費して、何事もなかったように去っていく
形だけなぞって、わかった気になって、なにも本質がわかってない
自分自身もそうなのかもとは思いながら
サギは全員嘘きだ」というサギが言っていることは、本当か、嘘か
矛盾
傷の話
サギの話
もけもけの話
ペリカンの話
産む話
インコの話
積み木の話
◎疑問点
あっちの世界には人間はいるの?いたの?
(インコは人を食べる)
もけもけとペリカンの関係が意味するものはなに?
途中で出てきたバラはなに?
キクさんが最後人形から出てきたのはなんで?