このレビューはネタバレを含みます
眞人の悪意（頭の傷）のシーンは、この子は悪意を持って人を制す・コントロールするのが上手いなあと感心してしまった！でも、最後のシーンで悪意を認めた上で一線を引いたのは、眞人の素直な部分が現れていた気がする
頭の傷のシーンでなるほどこういう方法があるのか、と感心した自分を省みてちょっと情けない
序盤厄介だったアオサギを素直に友達と言えたり･･･眞人は純粋な部分と人間らしい悪意のある部分を持ち合わせているから、主人公として好き！
賛否両論あるのは知ってたから観るのにエネルギーが必要だったけど観に行ってよかった！前情報なしの方が映画に身体を委ねられて良い。
終わり方も、これからを予感させるのではなく全てこっちに委ねてくるのが良かった。眞人はあれから向こうの世界を徐々に忘れて行くのかな。ずっと心の中にはあると思うんだけどね！
1度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで。という千と千尋の神隠しの銭婆のセリフを何故か思い出す
