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君たちはどう生きるかのkymのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

タイトルの説教くささがなんとなく敬遠してしまう理由になっていたけれど、ジブリ作品に関連した本を読んで、ジブリ意欲が湧いたので、レイトショーで鑑賞。

汚れた石だけを積んだ世界も、
綺麗な石だけを積んだ世界も、
非現実的な世界。

前者はたとえば戦争かもしれないし、後者はたとえば星空かもしれない。

悲惨なものと美しいものが隣り合うのが現実であると受け止め、アオサギに象徴される“トラウマ”と手を繋ぎながら世界に向き合おうとする様は、今の私としてはすごく勇気をもらうメッセージだったな。

本を読みすぎて頭がおかしくなってしまった大伯父さんというのは、政治へのメッセージだったりするかな、とか思ったり。

考えながら観すぎたのか、帰り道眠くて仕方なかったけど、観てよかったー

2/2
kym

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