ただの個人的メモ

君たちはどう生きるかのただの個人的メモのネタバレレビュー・内容・結末

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます


■泣ける度合い→×
え・・・/ うわぁ! / なに???みたいな感情が終始で感情移入ポイントない
青サギが初めて喋った瞬間の声の気持ち悪さやばい(菅田将暉すご)

■考察できる度合い→△〜○
お屋敷の使いの人たちのフォルムが他の人と違いすぎるのはなんでなの?とか、夏子さん(父の再婚相手)はなんで急にあの館に向かって歩いて行ったの?とか、疑問は色々生まれるんだけど、疑問が多すぎて忘れちゃう
ただ、インコは人間の暗喩だみたいな考察は逆に安っぽくも思えるくらい、深い意図がありそうな。
個人的にはわかんなすぎて、
実際はお母さんの病院で火事があった時にその方向に走って行った眞人(主人公)も実は死んでて、全部そこで見た夢なのかなくらいに思えた

とは言え、考える余白があるのは好き!

■また観たい度合い→×〜△
違うタイミングで見たら何かがわかるかも?

ラストは一応まるく?収まる(下の世界で助けてくれたヒミが眞人のお母さんになる人っぽいとかわかるし、元の世界に戻って来れた)

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以下ネットで調べてて読んだ考察から
①重曹的な作り
ヒミ、キリ子さんはこちらの世界と下の世界で全然違うキャラで出てくる。アオサギも鳥の面とサギ男の面を持つ。あの塔はいくつかの世界にまたがって立っている…→ 「我々の住む現実の世界やそこに生きる人々もまた一面的ではなく重層的な複雑さを持っており、それゆえに厄介で、それゆえに豊かである」

②無秩序さ
一連のストーリーは世界も人も無秩序。映画の中の人の描き方のイラストテイストまで無秩序…→「本来の人間の世界も実際はわけの分からない無秩序な状態が基本で、その無秩序への遭遇に豊かさがあるのだと教えられている」

https://www.itmedia.co.jp/fav/amp/2310/05/news143.html