15分のショートフィルムなのに、凄い考えさせられる作品だなぁ…
ダウン症の人々しかいない世界。彼らから生まれてくる子どももダウン症の子ども。そんな世界の中に生まれてきたエリックは何故か健常者。子どもの頃は、さほど気にならなかった体は、成長と共にエリックを苦しめていく。悩んだ末、エリックはある決意をするのだが…
子どもの頃、ダウン症の子ども達が靴ひもを結べないのを見て結んであげるエリック
は、彼らにも受け入れられている…なんだけど、やっぱ体が大きくなってくると差別とまではいかないものの"特別な存在"として扱われる様になって行く。
専用のトイレに、専用の駐車場とかが作られたりしてね。そして挙げ句には好奇な目で見られるように…
まんま現代社会に住む障害者の様だよね。
それに耐えられなくなるんだわ、エリックは。そりゃそうだよね、自分だけが違うんだから…
そしてエリックはある決意をするんだけど
そこで意外な展開が…
ずっとエリックの生き辛さが描かれて、胸がつまる思いだったけど、そこからはホッコリした展開だったなぁ…
ショートフィルムだけど、よく出来た作品
