さひさひ

マダム・ウェブのさひさひのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.4
そこまで悪くはない。

ソニー・ピクチャーズのマーベル物だが、過去作は一切見てなくて大丈夫。マダム・ウェブの誕生を描いている。字幕版で鑑賞。

マーベル初の本格ミステリー・サスペンス映画という触れ込みは全く違っていた。少し先の未来が分かって危険を回避できる主人公の映画としては過去の作品より劣るのも確か。

しかし、ここ1、2年のアメコミ映画の低調さの中では、まだだいぶましな方だろう。

この手のジャンルの映画では、女性が主人公でなおかつセクシーさをアピールしてない作品はアメリカではアンチ票が大量に出るのだが、そういった影響での前評判の悪さだったのかなと思う。ただし、うちの連れには今作はイマイチだったそう。

個人的には2003年が主な舞台なので懐かしい曲がかかるのも良いし、悪役がタハール・ラヒム(『預言者』『モーリタニアン 黒塗りの記録』)なのも嬉しい。







普通に考えたら、ヴィランが未来を変えようとしたことが逆に仇となって3人に蜘蛛の能力を授けてしまう展開になるかと思うがそれも無くて、ええっとなった。
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