さひさひ

ボーはおそれているのさひさひのレビュー・感想・評価

ボーはおそれている(2023年製作の映画)
4.2
40代後半のボーは母親の家に行こうとするも、なかなかたどり着けず……。

アリ・アスター監督の長編3作目。過去2作は日本でも熱狂的なファンがいるものの、私には正直イマイチだったので相性の悪い監督だ。

今作は昨春アメリカでこけてたし3時間近くあるので観に行く気はなかったが、連れがなぜか観たがったので行くことに。劇場前売り特典がヒグチユウコのポストカード3枚組だったのも大きい。

結果としては面白かった。連れには少しイマイチだったようだ。でも、3時間の長さは全然感じなかったことで意見は一致。私は2時間丁度くらいにしか感じなかった。

気に入ったけど、どういう話だったのと訊かれたとしても上手く説明できない映画ではある。というか、他人の解説は頭に入れず各自が自分で解釈していくべき面が他の映画より強い作品。あと、アメリカ映画なのにドゥニ・メノーシェが出てて驚いた。

連れは邦題は「ボー」なのに字幕では「ボウ」と表記されてたのが気になって仕方なかったとのこと。
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