ヒラリー

殺人に関する短いフィルムのヒラリーのレビュー・感想・評価

殺人に関する短いフィルム(1987年製作の映画)
3.5
デカローグの一篇の映画版(大阪は来月公開予定)
陰鬱な空気、やさぐれた青年、彼を乗せたタクシー運転手、弁護士
魔が刺した。
唯それだけ、でも大したことで。
後ろからギリギリと締め上げ殺害。
少年という程幼く、青年という程熟してない。
だからこそ過去を引きずり、藻搔く。妹は帰ってこないけれど。
日本ではこれ位じゃ死刑にならないけど国が違えば制度も違う。
死にたくないの気持ち、ミドリカワ書房の母さん(死刑囚の息子が母に宛てた最期の手紙)がチラついて脳内再生してしまった。
どうしようもなさ…
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