殺人に関する短いフィルムの作品情報・感想・評価

殺人に関する短いフィルム1987年製作の映画)

KROTKI FILM O ZABIJANIU/A Short Film About Killing

製作国:

上映時間:85分

ジャンル:

3.9

『殺人に関する短いフィルム』に投稿された感想・評価

「デカローグ」収録作品を劇場公開用に再構築したもので、ヨーロッパ映画祭やカンヌ国際映画祭で高く評価され、西側でもキェシロフスキの評価が高まった作品とも紹介されている。

相変わらず、結構観づらい陰多…

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Beaip
4.0
本当に80分かを疑う重厚さ。
死刑シーンの緊迫感は今まで観てきた映画の中でもトップ。死を目の前にした人間の恐怖がこれでもかと観客に迫る。
5.0

映画版を初鑑賞。

傑作。

残酷でおそろしく、酷薄なまでに冷徹な「神の視点」を借りて描かれた様なフィルムに打ちのめされた。

安易な説明や予定調和的なメッセージが浮かび上がってこない、運命という巨…

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け
4.5
このレビューはネタバレを含みます
愛に関する〜の方が若干好みではあるけどこれもかなり好き 独特な色味のスナッフフィルムみたいな映像と接見から処刑までの一連はインパクト大
バリツキさんにできること、ないよ、、

荒く緑がかった映像。死刑執行の瞬間まで映していたのは興味深かった。分かりやすい嫌な予感を漂わせる意味ありげな台詞と音楽で、幸せの絶頂の弁護士が無差別の殺人に巻き込まれると思ったが、殺られるのは性格の…

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TV「デカローグ」第5話を再編集したロングバージョン。7分にわたるタクシードラーバー殺害シーンと、死刑執行シーンなどが加わった。殺人も死刑も、何ら魂の救済にはなっていない。殺人者は何に餓えていたのか…

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悲しい過去があろうと強盗殺人はあかんだろ!道路への投石は下手したら殺人未遂では!?公衆便所での暴行も最悪!!死刑は妥当!繊細弁護士くん仕事辛そう〜

クラクフの街並みと くすんだ青緑色の陰鬱な映像は好
apple
3.8

デカローグ5
十戒 殺してはならない

緑がかった映像。鳩を散らしたり、ケーキのクリームで遊ぶヤツェク、どこか寒々しく空虚な雰囲気が常に漂っていた。
カフェで小さな女の子がヤツェクを見つめ、彼は紐を…

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yuuki
4.3

配信されなさすぎて愛に関する短いフィルムとセットで購入、鑑賞。

薄暗い緑っぽいフィルムが印象的。
人生における分岐点、運命。
青年とタクシー運転手と弁護士それぞれが交わってって感じ。

最後のシー…

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このレビューはネタバレを含みます

テーマが「殺されていい人間なんていない」っていうのがすごく伝わる作品だった。

あれだけ嫌な奴でも、子供たちに道を譲ったり、死に際に奥さんの心配をする。人を殺した死刑囚でも母に許しをこい涙も流す。

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