殺人に関する短いフィルムの作品情報・感想・評価

殺人に関する短いフィルム1987年製作の映画)

KROTKI FILM O ZABIJANIU/A Short Film About Killing

製作国:

上映時間:85分

ジャンル:

3.9

『殺人に関する短いフィルム』に投稿された感想・評価

user
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このレビューはネタバレを含みます

嫌なことがあったからって、その報復を誰かにしてはいけないんですよ、という当たり前のことを言いたくなるような気持ちの悪い映画だった。『デカローグ』第5話、主題となった戒律は「汝、殺すなかれ」も納得のい…

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荒く緑がかった映像。死刑執行の瞬間まで映していたのは興味深かった。分かりやすい嫌な予感を漂わせる意味ありげな台詞と音楽で、幸せの絶頂の弁護士が無差別の殺人に巻き込まれると思ったが、殺られるのは性格の…

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4.5

こちらの劇場用ロングバージョンでは、若き弁護士の人物描写に深みがあるように感じられ、また、だからこそテレビ向けショートバージョンでは、刈り込まれていたのだろうと思う。



クシシュトフ・キェシロ…

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TV「デカローグ」第5話を再編集したロングバージョン。7分にわたるタクシードラーバー殺害シーンと、死刑執行シーンなどが加わった。殺人も死刑も、何ら魂の救済にはなっていない。殺人者は何に餓えていたのか…

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悲しい過去があろうと強盗殺人はあかんだろ!道路への投石は下手したら殺人未遂では!?公衆便所での暴行も最悪!!死刑は妥当!繊細弁護士くん仕事辛そう〜

クラクフの街並みと くすんだ青緑色の陰鬱な映像は好
apple
3.8

デカローグ5
十戒 殺してはならない

緑がかった映像。鳩を散らしたり、ケーキのクリームで遊ぶヤツェク、どこか寒々しく空虚な雰囲気が常に漂っていた。
カフェで小さな女の子がヤツェクを見つめ、彼は紐を…

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yuuki
4.3

配信されなさすぎて愛に関する短いフィルムとセットで購入、鑑賞。

薄暗い緑っぽいフィルムが印象的。
人生における分岐点、運命。
青年とタクシー運転手と弁護士それぞれが交わってって感じ。

最後のシー…

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このレビューはネタバレを含みます

テーマが「殺されていい人間なんていない」っていうのがすごく伝わる作品だった。

あれだけ嫌な奴でも、子供たちに道を譲ったり、死に際に奥さんの心配をする。人を殺した死刑囚でも母に許しをこい涙も流す。

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4.2

本作は少し前に、『愛に関する短いフィルム』とセットで購入。タイトルは聞いたことあったけど、観たことなかった。

暗い映像と物語。

ある青年の犯した罪と
それに対する“死刑”という究極の罰

ヤツェ…

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Nao
3.5
若者、タクシー運転手、弁護士の三者が交錯する。暴力の行使と抑止力。冒頭のネズミと猫の死骸から伝わる異様さ。緑がかった映像美が印象的。わんこ。

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