この映画のリアリティは、殺害の動機や実行、それまでの過程にあるのではなく、ロープの輪を調整し、クレーンに油をさし、開閉式床の下に黄色のトレーを置く、一連の動作を迷いなくこなす執行人の手つきにこそある…
>>続きを読むなんともやりきれなくなる作品です。
今までも重たい映画はたくさん観てきたが、本作はその中でもへヴィ級のやるせなさ。演出が実直すぎるのがその原因だろう。
弁護士試験に合格した若き弁護士。
ちょっと…
87年ポーランド作品。主要登場人物は弁護士資格に受かった青年、妹の死をきっかけに村を出た若者、性格に難がありそうな中年タクシー運転手の3人。若者が運転手を殺害し弁護士が弁護するストーリーで、殺害シー…
>>続きを読むキェシロフスキ作品はこれが4作品目かな。
これまで観た中では一番グッときたかも?一番ショッキングだからかもしれないけど。『愛に関する短いフィルム』同様一筋縄ではいかない、人が人を殺めることについての…
もっと人間を信じられる物語がみたいぜ、いい話に出てくる報われない主人公が、寄り添ってくれる人に出会えなかった方の人生を見た
犯行に使用する紐を切るのを中断して、ガラス窓の向こうにいる少女達にアイスを…