Keito

キングダム 運命の炎のKeitoのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
3.6
あなたは、王になるべき存在だ。

秦国王 嬴政に秘められた悲しき過去。

そして、忍び寄る恐ろしい敵。

キングダム実写第3弾。


佐藤信介監督による、キングダムシリーズも、いよいよ新章に突入しました。

今作は嬴政の過去と趙との戦いに分かれており、2部構成です。特に、嬴政と柴夏との関係性に思わず泣きました、、。

秦の王位継承者として自分は相応しいのか?ともがき、悩み、苦しむ姿がありましたが、そんな心弱き嬴政を支えていたのは柴夏の存在が大きかったのだと思います。
自身の身を削ってまで、守ろうとする姿に涙が止まらなかったです。友情や仲間を全面に押し出すのが「キングダム」の魅力なのかもしれませんね。

そして信と羌瘣のコンビネーションがカッコよかった!ただ本作は橋渡し的な存在でもあるので、もう少し山場が欲しかったなという気持ちも、、。

映画情報

原泰久の人気漫画を実写映画化した大ヒット作「キングダム」シリーズの第3作。

春秋戦国時代の中国。天下の大将軍を志す少年・信(しん)は秦の若き国王・えい政(えいせい)と運命的な出会いを果たし、ともに中華統一を目指すことに。魏との戦いに勝利をおさめた彼らのもとに、秦に対して積年の恨みを抱える隣国・趙の軍隊が攻め込んでくる。えい政は長らく戦場から離れていた伝説の大将軍・王騎(おうき)を総大将に任命。王騎から戦いへの覚悟を問われたえい政は、かつての恩人・紫夏(しか)との記憶を語る。100人の兵士を率いる隊長となった信は、王騎から「飛信隊」という部隊名を授かり、別働隊として敵将を討つ任務に挑むが……。

信役の山崎賢人、えい政役の吉沢亮、王騎役の大沢たかおら前2作からのキャストに加え、紫夏役で杏、趙の総大将・趙荘(ちょうそう)役で山本耕史、副将・馮忌(ふうき)役で片岡愛之助、副将・万極(まんごく)役で山田裕貴が新たに参加。
Keito

Keito