おにおに

キングダム 運命の炎のおにおにのレビュー・感想・評価

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)
3.9
MOVIX川口で鑑賞。

映画を1・2とも劇場で観てまぁおもしろかったので、アニメも観てみようかなあと配信で見始めてみたのですが挫折しまして。
絵にクセがあるのと、アクションシーンで迫力にかけるのと・・どうにも全体的にテンポが悪くいろんなことが冗長すぎで私にはダメでした。

ということで、原作漫画、NHKアニメともほぼ未見。「キングダム」は映画でみてます。(るろ剣もそうだった)

1・2とも観てまぁおもしろかったなら、3も観なくては!ってなりますよねぇ。ということで観てきました。


ネタバレしない程度に映画の感想。

この映画に期待してるのは激アツな大会戦!!っていうところにあるので、前半はやっぱりタルかった。
まぁ原作漫画の映画化なので、原作の、ストーリー的に外せないエピソードに尺を使うのはしかたないので・・
まぁつきあってあげました、って感じ。

なのですがそのぶんは後半で存分に取り返してもらえました。やっぱり激アツ!劇場でみると絵がすごい。音も大迫力!
あれですね、「実写版三国無双」ですねこれはw
NHK大河ドラマの桶狭間合戦もこれくらいに描いたらいいのに(まぁ無理だわな

そして王騎将軍がかっけー!

登場してくる俳優たちもまぁ男くさくて実力派をそろえてきてますよねー。見ごたえ抜群だ。
あれですね「鎌倉殿の13人」が好きで毎週楽しみにみてたのですが、そこに出てきたあのひとやこのひとがあああ!っていう。
そしてなんていうんでしょうか。北条宗時や義時、三浦義村、上総介広常・・にしかみえない病というw

いやよかったですよ!

中でもよかったのが副将にされた「攻」のひと。それから2でもいたけど、飛信隊のプロレスラーのひとも。
最初は不穏な動きを見せてた飛信隊のよその村から来たっぽいひともよかった。
そしてラストに登場した・・やっぱりこのひとは存在感ありますねぇ。

逆にイマイチだなあとおもったひと。
前回もおもったのですが、暗殺少数民族の生き残りのハチマキしたひとの配役はいまいちですね。
かなり重要な役だし、うまくやればめっちゃカッコイイ役のはずなのですが(強いし)、なんかイマイチ。
もうちょっと他にいたんじゃないかと思ってしまう。
あとはかりょうてんの隣いた軍師っぽいひと?あのひともいまいち。演技やセリフ回しがヘタだわ。

ストーリーは、登場人物も増えてきて、豪華キャスト!になって、だんだん序章から本番に入ってきて。
すげぇ将軍たちや軍師たちが戦場で頭脳戦を繰り広げ、兵士たちが激アツな戦いを繰り広げ!っていう。
「古代中国の壮大スペクタクル戦国絵巻!」っていうのにふさわしいスケールと迫力!

そしてそして次回作を期待させる終わり方。
これがまぁとてもいいところで終わったので、4?も観なくてはいけなくなったと思いますねぇ。

エンドロールで流れた主題歌、「歌のひとうまいなあ」と思って聴いてたら「宇多田ヒカル」でした。
まだ引退してなかったのね。うまいわけですねー

そうですね、全体的に今回もおもしろかったし激アツ!!だったし。なのでまぁよかったとおもいます。

なのですが、さっきから「まぁ」を連発しているとおりで、「まぁまぁ」っていう印象も。
1・2・3とみて、「そろそろ飽きてきたかも・・」というのがあり。
まぁワンパターンといえばワンパターンなので。
3が1・2をおおきく超えてきた!!っていうかというと特にそういうわけでもなくっていう感もあり。

★はまぁ1・2とそれほど変わらないところかなあと思います。

「キングダム」に★3.9
「キングダム2」に★4.0

をつけたので、今作のこれも★3.9くらいで!

続きは気になるので次回作もみます!
おにおに

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