涙、涙、涙。
紫夏編ということで予想はしていたが
1ヶ月分泣いたと思うほど清々しく泣いた。
※ 原作ファンなので、スコアは色眼鏡かけまくりですがご容赦ください。
本作はまさに嬴政のルーツ。中華統一を志すきっかけとなる彼の生い立ちがメインです。
ただ紫夏とのエピソードだけでなく、飛信隊の誕生と、その華々しい飛信隊としての初陣まで見事に描かれていました。
この尺だと戦いのシーンがなくて少し物足りなくなるかも…という鑑賞中の私の不安は杞憂に終わりました。
後半はしっかりと手に汗握る戦闘シーンが描かれていて、飛信隊の友情と団結力に必ず涙します。
『殿の飛矢が届くぞ』
大好きなんです、この台詞(笑)
信が飛び上がって迫り来る画と、この台詞の組み合わせは原作そのもので鳥肌立ちました。
最後の最後に龐煖と李牧を演じる俳優陣を公開したのは粋な計らい。
映画館で思わずアッと声をあげそうになった。
そして、近づいてくる1つのクライマックスを思い、彼が画面に映るたびに涙が止まらなかったです。