脚本はいつものモンスターヴァースシリーズと同じく無茶苦茶なのだけど、「ゴジラvsコング」と同じく怪獣たちの対決やタッグマッチにあふれており、「これでいいんだよこれで！」という感じ
今回の敵がコングの同族（亜種？）ということもあってゴジラは途上場面は少なかったが、ゴジラの設定とかは過去４作で頭に入ってるのでこんな回もあっていいかな、と思った。
前述のとおり脚本は無茶苦茶だが、本作は特に怪獣たちのウキャキャ、とかグォオオオ、とかの鳴き声と、表情やアイコンタクトだけで怪獣たちが何を言っているかは伝わってきた気がして、演出面では結構スゴイことをしている気がする。
私はモンスターヴァースの１作目の「ゴジラ」とか３作目の「キングオブモンスターズ」とは結構鑑賞してて辛かったタイプで、モンスターヴァースを全肯定するタイプではないのだが、前作の「コングvsゴジラ」が楽しめた人なら十分楽しめる映画だと思う。
ゴジラとコングにはこれからも怪獣界のリーサルウェポンのリッグスとマータフとしてこんな温度感の映画を量産して欲しい。
