怪獣、モンスターの映画としては、おなか一杯に楽しめる。
贅肉がかなりそぎ落とされている印象で、詰め込まれているなと。
ただ、詰め込まれているというのは、本当に詰め込まれているという感じで、リズムがいいかというと、そういう面で上手い、という気持ちよさはなく、ただおなか一杯には確かになれる。
パッパッっとシーンが切り替わっていくため、切り貼りされた印象が若干残った。
サクサクと進みテンポがいいとも言えるが、一方味がしないという面もある。
次これ、はい次これ、というだけでは、視覚的に楽しめても感情移入するには追い付かない。