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ゴジラxコング 新たなる帝国の特売小説のレビュー・感想・評価

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取捨選択に苦慮してこれまでに培った要素を全部入れして焦点のぼやけた出来になってしまったのがあっちのフローズン・サマーだとしたら。

こっちのフローズン・サマーはいわゆるユニバース構想を捨て去って以ての単純な縮小再生産に過ぎない続編で勝負だ、ていう。

個人的にはハズレのコング回、しかも他愛もないご近所トラブル編でお茶を濁された感ありあり、ていう。

変ないきものが跋扈する地底世界もしかしその住人の思考はヤンキーのそれかよ、ていう。

都市破壊のカタルシスなぞ味わわせてくれない肉弾戦メイン、だけど赤く光るゴジラもかっけえからまぁいいか、ていう。

とまれ。

ゴジラガチ勢の怒りと失望を想像するだに怖ろしくなる内容でしたよね、と。
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